明日からがんばりますっ!

だから今日は休むかも

中年オヤジが女子高生に教わったこと

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寒い冬、今日だけは久々に熱くなりました。

 
普段はスポーツ中継は見ないのに、今日だけは違いました。
バドミントンの全日本総合選手権。きょうは決勝。
 
見ている者を熱くさせ、感動させたのは、1人の女子高生でした。
女子シングルスの決勝。
高校2年生の山口茜選手が、昨年優勝の三谷美菜津選手を
セットカウント2-0で抑えて堂々の優勝。
 
山口選手の軸の通った身体バランス、
試合運びを支えるラケットワークの上手さなど、
見ていて感動しました。圧巻でした。
 
決して三谷選手が弱いわけではなく、本当にいい試合でした。
三谷選手は連覇が目標。相当なプレッシャーだったと思います。
 
一方の山口選手は、挑戦する立場ということもあって、
気負わず、伸び伸びとプレイしていました。
 
そして、試合前のインタビューで彼女の口から出た言葉には驚きました。
「お客さんが驚くようなプレーをしたい」
正確じゃないけど、そんな趣旨の発言でした。
 
勝ち負けというレベルを超越して、
試合をエンターテイメントにまでしてしまうこの発想。
実際、スーパープレイがたくさんあって驚きましたが、
17歳の高校生がこんなことを言うのかと震えました。
 
高校生にプロ意識を見た思いでした。
勝ち負けの先をいく。
もちろん努力と実力がなかったらそんなことできませんが、
実力が伯仲する極限状態の中では、こういう発想が
1歩抜きんでて差をつけることになるのかな、
などと思ってしまいました。
 
山口茜選手、これからも応援します。
いいプレーをいっぱい見せてください。楽しみです。
 
スポーツ観戦もいいもんですね。
 
 
余談ですが、男子シングルス決勝に出場した某選手は、
手でぬぐった額の汗をコートにまき散らしていて感じ悪かったです。
癖になっているのかもしれませんが、
一般人は行儀悪いと思ってしまうので
リストバンドとかで拭いたほうがいいと思いますよ。